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Always All Ways Archive

Archive Imported from Always All Ways on Plala

Ryuzeeさんに講演してもらった 〜Scrumと組織〜

IT
先日、Ryuzeeこと吉羽龍太郎さんに会社に来ていただき、約20名の開発者に向けて「Scrumと組織」というタイトルで講演をしていただきました。開発者に対して、アジャイルのいろんなプラクティスやScrumのフレームワークそのものではなく、組織をテーマにしていただいたのが今回のミソです。その中でも特に、コミットメントやチームの責任・文化に焦点を当てて話をしていただき、私自身も改めてとても勉強になりました。 当日の資料は、以下で公開されています。 Ryuzee.com [Agile]Scrumと組織(資料公開) さて、ここで「コミットメント」について少し書いておこうと思います。 誤解を恐れずに言うと、私自身の「コミットメント」という言葉に対する認識は、例えていうならば「約束できない約束」みたいなもんです。ある意味で、これは、ビジネスオーナーやプロダクトオーナーに対する開発チームの約束であり、ソフトウェア開発において最も重要な「信頼関係」の構築に欠かせないものです。でも一方で、何が約束できて何が約束できないかという暗黙の了解というか阿吽の呼吸というか、そういった部分も必要なのです。 そこで、参考になるのが、"Scrum and XP from the Trenches"でも有名なHenrik Knibergが2011年2月16日にJfocusで行った講演の資料で、その名も"Scrum and XP - Beyond the trenches"です。 そのp.36で、彼はSprint commitmentについて書いています。そのまま引用すると、まず、 Common misconceptionsとして次のようなものを挙げています。
”We promise to achieve this goal” ”We promise to deliver all stories included in the sprint backlog”
その上で、プロダクトオーナーに対するチームのコミットメントとして以下のように記述しています。
”We promise that...” ... we believe we can reach the sprint goal. ... we will do everything in our power to reach the sprint goal, and will let you know immediately if we no longer believe we can reach it. ... we believe that we can complete all stories included in the sprint backlog. ... we will demonstrate releasable code at the end of the sprint . ... if we fall behind schedule we will talk to you and, if necessary, remove the lowest priority stories first. ... if we get ahead of schedule, we will add stories to the sprint from the product backlog, in priority order. ... we will display our progress and status on a daily basis. ... every story that we do deliver is Done.
なんだかとても現実的で、かつ信頼関係を構築するには必要十分な内容になっていると思いませんか?