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Always All Ways Archive

Archive Imported from Always All Ways on Plala

Change Management 3.0

"Management 3.0"の著者であるJurgen Appelo氏によるChange Managementに関する良い資料がいくつかネット上で公開されていますので紹介したいと思います。 日本ではChangeと言えば"Fearless Change"というくらい、Linda Risingさんが大人気ですが、Jurgen Appelo氏がその"Fearless Change"をはじめ、"Leading Change""Influencer""Switch"などの書籍にインスパイアされて、変化を起こすために必要なことを、既存のよく知られたフレームワークを援用しながらメタモデルとしてまとめたものが"Change Management 3.0"であると私は理解しました。(合ってるかな?w) 全体的な枠組みとしてはとてもシンプルで、変化の4つの側面をそれぞれ以前からあるフレームワークを援用して説明する形がとられています。 Social Changeには4つの側面がある。
1. システムのことをよく考える 2. 個人のことをよく考える 3. 相互作用についてよく考える 4. 環境のことをよく考える
そして、それぞれを考える上で使えるフレームワークは以下の通り。
1. システム: Deming/ShewhartのPDCAサイクル 2. 個人: HiattのADKARモデル 3. 相互作用: RogersのAdoption Curveモデル 4. 環境: 5つのI (Five I's)
自分の周りに影響を及ぼし、変化を起こしていくためのプラクティスをこの枠組みに従って整理したものが"Change Management 3.0"です。このように、既に存在している考え方のフレームワーク(とても良いのだけど、ちょっと退屈)をうまく活用して、非常にわかりやすく役にたつ素晴らしいものに再構築しているところが彼の真骨頂でもあり、そのようなやり方を彼は"モヒート・メソッド(mojito method)"と呼んでいます。 で、ありがたいことに、その全体像のわかるプレゼンテーションがSlideshare上で公開されています。 そして、「プレゼン資料だけじゃわからんなぁ…説明を聴かないと…。」と嘆くことなかれ。なんと、彼がAgile Cambridge 2011で講演している動画が先日InfoQで公開されましたっ! InfoQ: How to Change the World さらにさらに(と、ここでテレビショッピング並みに畳み掛けていきますがw)、このプレゼンテーションの素晴らしい点の一つは、その変化を起こすチェンジ・エージェントとして振る舞う人が常に自問自答しながら考えるべき「質問」が豊富に挙げられていることなのですが、それらがまとめて下記のサイトから無料ダウンロードできるようになっているのです。(Management 3.0の研修資料の一部とのこと。ありがたや。) Change Management Questions そのpdf資料では、個々の「質問」がChange Management 3.0のフレームワークの中のどこに対応しているかというのは当然のことながら、前述の"Fearless Change"などの中で対応するプラクティスとのリンクも記述されているのが素晴らしい!"Fearless Change"やLinda Risingのファンにとっては垂涎モノですね♪ というわけで、これだけのものがタダで観たり読んだりできるのですから、みんなチェックしたらいいと思いますよ。もちろん全部英語ですけど。