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Agile Tour Osaka 2011開催にあたって

昨年に引き続き、今年も日本では2回目の開催になる"Agile Tour Osaka 2011"を10/8(土)に開催します。 というわけで、例によってプログラムが出そろったところで改めて今回の見所ガイドを書いてみたいと思いますが、まずその前に、今回のAgile Tourについて2点ほど書いておきたいことがあります。 # Agile Tourについては、公式ページの解説をご覧ください。 http://at2011.agiletour.org/ 1. 今年のAgile Tourは、"Japan Year"です! 公式ページにある、開催地を示す地図をご覧ください。何か気づきませんか? そうです。他の開催地は普通に白地の地図に開催都市が赤いドットで示されているのですが、日本については国全体が赤く、開催都市の大阪が白いドットになっています。また、ロゴのシンボルカラーが日本の日の丸の赤をイメージした色になっています。これは、先の3.11の大震災からの日本の復興を世界中のagilistaたちが祈ってくれていることを表しているのです。 実は、震災の後、Agile TourのWorldwideでのOrganizerのリーダーであるPatriceから、日本の実行委員のもとに「震災の話を聞いた。大丈夫か?我々、Agile Tourの仲間として何かできることはないか?」というメールが飛んできました。その中で金銭的な支援やスポンサーシップのことなどいろいろと話も出たのですが、まず彼らがすぐにできることとして彼らの思いを形にしてくれたのが、このマップとロゴのシンボルカラーなのです。 アジャイルという共通の思いで世界中の仲間がつながっている、すばらしいですね。 2. なんだか、ブラジルすごいぞ 同じく、公式ページの開催都市のリストを見てください。 ブラジルの開催都市の多さがとても目につきます。(フランスはそもそも、Agile Tour発祥の国ですので多いですし、中国も昨年から多かったですが、ブラジルは昨年の5都市から今年は16都市と3倍になっています。) ブラジルといえば、今年のAgile Brazil 2011には、平鍋さんもスピーカーとして参加されていますし、オージス総研の方も参加されたようです。 (平鍋さん) http://blogs.itmedia.co.jp/hiranabe/2011/05/agile-brazil.html (オージスさん) http://www.ogis-ri.co.jp/otc/hiroba/Report/AgileBrazil/index.html 日本とブラジルには、"SIerという業態が多くを占める"など共通点も多いとのことですので、今後しばらくは要注目かもしれません。 以上の2点を意識して参加すると今回のイベントにもまた違った意味が見出せるかもしれませんね。 次回以降のエントリで、個々のセッションの見所などを書いてみたいと思います。 申し込みの受付も、まもなく開始されると思いますのでお楽しみに!