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第2回すくすくスクラム瀬戸内を開催した

昨日(4/24)、第2回のすくすくスクラム瀬戸内を開催した。テーマは、「身体でおぼえるスクラム」。講師にOdd-e JapanのEmerson Mills氏を招いてワークショップ中心の1日コース。週末にもかかわらず、15名にご参加いただき、3チームに分けて和気あいあいの楽しいセッションとなった。 内容は一言で言えば、スクラムを使ったプロジェクトをLEGOでお城をつくるというのを題材に疑似体験するワークショップ。ワークショップ形式のセッションを映像で伝えるのは難しいが、Ustreamの録画も残っているのでそれと合わせる形で自分なりのハイライトをご紹介しておきたい。 【午前1】イントロダクション〜ストーリーカードを書いたり… 最初の4分半ほどでイントロダクション。 - 今日は、「スクラムとは?」という質問には答えません。 - 自分の現場でうまくいくか気になる→自分で考えてください。 その後、本日のお題を説明して、ワークを開始。 01:13:30あたりから、いくつか気づいたところについてMills氏のコメント。 【午前2】プロダクトバックログ 休憩を挟んで、書いたカードを壁に貼り始める。 00:07:20あたりから、「プロダクトバックログ」について解説。 00:32:40あたりから、午前のまとめ。「チームの都合で優先順位を決めていませんか?」というあたりからプロダクトオーナーはどうあるべきか、プロダクトオーナーとチームがどうやって建設的な関係を築くかといったあたりの話。 【午後1】いよいよLEGOの登場 タスク分割、見積り、スプリント計画、デイリースクラム…を体験! 各チームのワークを見ていたMills氏から、途中00:21:20あたりでツッコミが入る。あれ?なんか俺たちのやってること、思考がウォーターフォールになってないかい?w 【午後2】CIの話やら「スプリントの本質」を探る実験や解説 最後のパートでは、冒頭で少しCI(Continuous Integration)のプラクティスの説明なども。 その後、スプリントの時間をいろいろ変えてみてどうなるかという実験を経て、00:38:35あたりからその実験からの気付きについての解説。 以上、ざっといくつかポイントをピックアップして紹介してみたが、やはりワークショップは自分で体験してみないとわからないというのが正直なところ。是非また機会があれば、すくすくスクラムやすくすくスクラム瀬戸内などの勉強会を探して、自分自身でも体験していただきたい。 私自身としては今回、運営サイドとしての諸々とUstream中継なども担当しつつ、ワークショップの中では時にチームメンバーとして、時にプロダクトオーナー役として非常に貴重な体験をさせていただいた。そんな中で一番勉強になったのは、Mills氏が各チームのワークを見ながら、そのどこを見ているか、どんなポイントでチームの「健康状態」をチェックしているか、そして課題がある時に指示命令ではなくどのような働きかけで軌道修正をしているか…というスクラムマスターとしての視点である。