シャインのPC
エドガー・H・シャインの「プロセス・コンサルテーション―援助関係を築くこと―」を読んだ。シャインに対してはキャリアアンカー理論であまり良い印象を持ってなく、この本もなかなか読みにくい本であった。
でもまぁ、どんな本からも学ぶことはあるということで、原則10箇条をメモしておく。
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1. 常に力になろうとせよ。
2. 常に目の前の現実との接触を保て。
3. あなたの無知にアクセスせよ。
4. あなたのすることはどれも介入である。
5. 問題を抱え、解決法を握っているのはクライアントである。
6. 流れに身を任せよ。
7. タイミングが極めて重要である。
8. 真っ向から対決する介入については建設的オポチュニズムであること。
9. 全てはデータである。誤りは避けられないが、そこから学習せよ。
10. 疑わしい時は、問題を共有せよ。
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個人的には、4.がお気に入り。リーダーにせよ、コンサルタントにせよ、ファシリテータにせよ、この自覚が重要なんじゃないかな。その上で、どこに介入するのか?…課題?個人間?内容?プロセス?構造?
たまにはこんなことを考えながらの週末♪