年金問題
世間では、参院選とからめて消えた年金問題が話題となっていますが、今朝はそのニュースを見ながら考えたことを書く。題して「社会保険庁問題でIT技術者にできたかもしれないこと」。
まず、今回の問題について、よく内情は知らないが、
○ 基本的には、データの取扱いやプロセスが問題であって、
○ 情報システム自体は、正しく(仕様どおりに)構築されていた
という前提を置いてみる。
と考えると、この問題はITの抱える根本的な問題、すなわち、
○ いくら「正しく」作っても、「正しい」ものをつくらないと意味が無い
○ システムだけでなく、業務プロセスまでちゃんと見ないとダメ
ということが顕在化した事例と捉えることもできるのではないか。
ホントに、ITに関わるものとしては、「これは社保庁の体質の問題」「業務プロセスがなってない」と批判する前に、「そうならないように、ITに関わるものとして、(その場に関わっていたとしたら)何ができたはずか?どうしなければいけなかったのか?」を自分のことに引き寄せて考えてみてはどうだろうか。
そして、そんな視点で、今のプロジェクトを見直すと、何が見えてくるか…?
はい、今週も頑張ろう!!!