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決定学の法則

さて、今朝も早起きで、今更ながらあらためて、「決定学の法則」(畑村洋太郎)を読んだりしてみた。

「決定」とは何か、「迷い」とはなにか、…どこを読んでも参考になる本だが、やはり、「決定過程の記述の重要性」というところが一番のポイントかなぁ。

ビジネスの場面でも、決定の結果だけ書かれて何も理解・納得できないことというのは往々にしてある。決定過程、言い換えれば思考過程を適切に記述して残す、公開するということは、意外と重要なことではないかと再認識した次第。

#もちろん、技術移転の時の囲い込みのように、わざとそこをブラックボックス化する場合もあるようだが。

現在携わっているプロジェクトでも、この辺の決定過程の記述というのは重視していきたいと思う。

ただ、かけられる時間とパワーの問題もありますので、できる範囲で♪

ちなみにこの本、文庫本化にあたり、新しいインタビューが収録されていて、お得!