世の中全部作りもの
しばらく読書をサボり気味であったが、久しぶりに図書館で本をまとめ借りした。
◆「社員をサーフィンに行かせよう」(イヴォン・シュイナード・著)
◆「新富裕層プロファイリング」(鶴岡謙吾・著)
◆「消費者発信型メディアCGM」(伊藤史・著)
◆「プロジェクトマネジメント・ツールボックス」(ドラガン・ミロセビッチ・著)
◆「チャンスを広げる思考トレーニング」(ロザモンド・ストーン・ザンダー+ベンジャミン・ザンダー・著)
まずはその中から「オヤジ国憲法で行こう!」と「チャンスを広げる思考トレーニング」の2冊を読んだ。そして、対象読者もテイストも全く異なる2冊だが、併せて読んでみると、驚くほど共通点があるように感じた。
「チャンスを広げる〜」の出発点は、「世の中全部作りもの」「どのみち全て作り出されたものなのだから、自分やまわりの人の人生の質が高まるように解釈した枠組みや話を、自分で作ってしまった方がいい」という手法である。そして、「オヤジ国憲法〜」は、中学生くらいの若者に向けて、《世の中はこういう見方もあるんだよ。人生ってこういう風に考えたらもっと楽しいんじゃない?》と、コミカルに語りかけている本である。
オヤジ国憲法を少しだけ紹介すると、
第5条 ヤングノ敵ハ隣室ニアリ第13項 あまり気にしなくても親はすでに死んでいるのです第14項 過保護からの逃れ方
第15項 お父さんは家族を守れません
我が家の息子にも読ませたい本である。