エンジニアのマインド
技術評論社から「エンジニアマインド」Vol.3が出た。最近お話をさせていただいたマイミクさんが何人か記事を執筆していたりもして、なかなか楽しめた。
http://www.gihyo.co.jp/magazines/emind
読んでいて思ったのが、「この雑誌は是非、日頃エンジニアと仕事で接する機会の多いノンエンジニア(あるいは、エンジニアの配偶者の方とか?)にも読んでもらいたい」ということである。
一般的によく、「男性が女性誌を読むことには意義がある」とか、「自分にとって非日常の範疇にある雑誌を読んでみるのも良い」とかいうことが言われる。
(例) 「女性誌を読む12の利点」
http://blogs.itmedia.co.jp/akihito/2007/03/12_117c.html?top
同様に、ノンエンジニアがこの雑誌を読むのにはいくつかの利点があると思った次第。
気づいたことをすぐに思いつくレベルで挙げてみると、
1.ノンエンジニアが技術誌を読むのは、ハードルが高いが、この雑誌はそうでもない。
2.ファシリテーションなどの「道具立て」を、エンジニアがどのように取り入れ、活用していこうとしているかわかる。
3.エンジニアがどのようなモノ/コトに価値を見出しているのかを肌で感じることができる。
4.エンジニアの生態(?)がわかる。
などなど。
情報システムの開発プロジェクトを成功させるヒントは、結構こういうものを通じた「相互理解」の中に隠れているのかもしれない。