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学習科学とテクノロジ

「学習科学とテクノロジ」(三宅なほみ・編著 放送大学教育振興会)。

先月の東大・中原助教授のブログのエントリ(「デジタル教材設計論&大学院入試」)に触発されて、今更ながら図書館で借りて読んでいる。

読みながら考えたのは、

◆やはり、学習においては自分での「知識構成」だけじゃなく、「協調学習」も大事

◆そして、協調的な学習においてこそ、ITの果たせる役割は大きい(かも)

ということだ。

そして、知識構成観だけではなく、協調的な学習観に基づく学習方法を「場を越えて」提供できる可能性があるのが、まさにこれからのeラーニングの醍醐味であろうと思った。言い換えれば、コンピュータを相手に勉強するのではなく、コンピュータやネットワークを通じて他者とともに学習する、まさに、「場所を越えた発想」である。